介護保険が必要になったら

もしも介護が必要になったらどうするの?

突然、家族や周りの身近な人に介護が必要になったら・・・ そんなとき、まず何をしたらよいでしょう?

1. 相談するところ

介護が必要となる状態になり、どうしていいか分からないときは、「市区町村窓口」や「地域包括支援センター」に相談しましょう。 地域包括支援センターとは、担当地域の住民を対象に、介護保険に関するさまざまな支援を行うところで、全国に7000箇所ほどあります。要介護認定の申請も受け付けてくれます。地域包括センターの電話等が分からないときは、市区町村の介護保険課等の窓口で聞いたり、インターネットからも探すことができます。

2. 介護認定を受ける

介護保険サービスを利用するためには、要支援・要介護認定の申請を行い、認定されていることが必要です。緊急な場合は、認定される前にサービスを受けることもできます。
認定を受けた後、申請日にさかのぼって適用されます。要支援・要介護認定の申請は、上記の地域包括支援センターや、居住介護支援事業所でも代行してくれますので、相談してみましょう。

3. サービスの利用に当たって

要支援・要介護認定がおりたら、介護保険サービスを使用してどんな暮らしをしたいのかを、ケアマネジャー(介護支援専門員)に相談しましょう。
ケアマネジャーとは要支援・要介護者本人やその家族からの相談に応じ、適切な介護サービスを受けるために、介護サービス計画(ケアプラン)を作成する専門職のことです。ケアマネジャーは、地域包括支援センターや市町村、東京23区の介護保険課の窓口でも紹介してもらえます。
ケアマネジャーの支援を受けて、ケアプランを作成したら、介護保険サービスを利用して、様々なサービスを利用することができます。介護度にあわせて、使用できるサービス、限度額がありますので、ケアマネジャーと一緒に確認しましょう。

介護保険サービスを上手に利用し、住み慣れたところで安心・安全な生活を送りましょう

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